ubuntuでプリンターを使えるようにする
WindowsVistaがプリインストールされているパソコンにパーティションを分けてWindows7をインストールして使っている。しかし、いずれも起動時間がかかったりWindowsUpdateだとかウィルスバスターのアップデートといったメンテナンスに時間がかかるのでいい加減にしてくれという気がしている。そこでディスクの空き領域を調整してLinuxのひとつであるubuntuをインストールしてみた。
ネット閲覧やブログ書き込みなどは問題なくできるので今日はプリンタを使えるようにしようと挑戦したのである。Windowsのように情報が多々あり、プリンタについてくるCD-ROMを入れてメニューをクリックすればいいというわけにはいかないが、印刷できるようになったのでその概要を記しておく。
↓ここから
googleで「ubuntu プリンタ インストール」と単語を3つ入れて検索すると、検索結果にubuntu日本語フォーラムのものや専門店のページがリストアップされてくる。フォーラムのものはあまり参考にならなかったので http://www.linuxmania.jp/supported_printer.html を参考にさせていただいた。
そして http://cweb.canon.jp/drv-upd/bj/other.html#linux にドライバと手順書があったのでそれをダウンロードして、手順書を解凍して参考にしながらインストールをおこなった。ところが、「依存関係が満たされない」からインストールできないというエラーになってしまった。
メーカーのホームページからダウンロードしたドライバでインストールできないとはどういうことかと思ったが、Linuxなのでそんなこともあるかと一休みして「libcupsys2」との依存関係が満たされないということなので、これを検索してみた。あっさり答えが見つかってCanon MP630用ドライバである「IJ Printer Driver Ver.3.00 for Linux」はubuntu8.04でテストされており、ubuntu9.10では「libcupsys2」が無くなっているのだ。
そこで上記Canonのページでubuntu9.10でテストしたものは無いかと探したところMP640用のドライバである「IJ Printer Driver Ver.3.20 for Linux」が9.04でテストしたとなっていた。これをダウンロードして手順書にしたがってインストールしたら自動では認識しないものの[システム]-[システム管理]-[印刷]で起動する[プリンタの設定]で[サーバ]-[新規]-[プリンタ]でデバイスにMP630を指定して[進む]をクリックするとドライバを検索してCanonが表示され、次の画面でMP640が選べるようになっている。あとはこれを選んで設定すればいいのだ。
ただし、cupsの再起動が必要なようで、ubuntuを再起動したら印刷できるようになった。
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